2015年9月21日月曜日

そして私は、ライオンになった

こんにちは、kyokoです。


食欲の秋ですね。
秋の果物が次々に店頭に並びます。その中でも私は柿が一番好きです。

練習もやりやすくなりました。しっかり動くのでおなかが減りますね。
あなたの好きなご飯は何ですか?


ところで、人間って肉食動物なんですね。本来はライオンと同じです。
なのに私はずっとヘルシーな食事にこだわり、小さな精米機で田舎から送られてくる玄米を2分づきにして、緑黄色野菜たっぷり、肉や卵はごくごく控えめでヘルシーな食事をしていました。

ところがいつからか、食事の後に頭がぼんやりして目が見えにくくなったのです。
これはいったいどういうことなんだ?これだけヘルシーな食事をしている私が病気になるわけがないし、でも、食事の後でこうなるのは、食事に原因があるとしか思えない・・・

この食事のいったい何がいけないんだろう?と思いながらテレビを見ていると、最近よく見かけるライザップのCM。ゼイ肉たっぷりの体が、2か月でこうなるなんて、なんか根本的に今までとは違うことをしているはず。それは、ローカーボという、低炭水化物高タンパク質という食事法でした。


ちまたで、「糖質オフ」という言葉を頻繁に見かけるようになりました。そもそも、糖質って何なの?
と調べたら、炭水化物(穀物、果物、野菜)から食物繊維を引いたものでした。

ご飯軽く一杯で、4gの角砂糖15個分の糖質があります。一日3杯食べたら、45個分の糖質です。パスタは乾麺100gを一人分としたとき、角砂糖17個分の糖質です。私はパスタが大好きでした。六枚切りの食パン一枚は、角砂糖6.8個分。甘いものを控えていても、炭水化物に糖質がたっぷり含まれているのでした。

食事で摂ったご飯やめん類、パンやシリアルなど炭水化物に含まれる糖質は、消化吸収されてブドウ糖になり、血中に放出されます。そのブドウ糖を脳や筋肉活動に使うためには、膵臓から出るインスリンというホルモンが必要です。インスリンは一気に上がった血糖値を下げる役割をします。あまりにも血中のブドウ糖量が多いと、やがて膵臓の働きが追い付かなくなってしまいます。それが生活習慣病の連鎖をまねくことになるそうです。

更に、エネルギーとして使いきれなかったブドウ糖は、筋肉も内蔵も受け取らないので、貯蔵庫である脂肪細胞に蓄えられていきます。これが、唯一の太る原因だそうです。

ゼイ肉は、炭水化物を食べて余ったエネルギーが蓄えられたものであり、タンパク質である肉や卵のせいではなかったのです。(但し、常識の範囲内の量ならです。)


私のヘルシーなはずの食事は、今考えると炭水化物たっぷり。その上、肉や卵が少ないので、体に必要な栄養が十分摂れていなかったのです。立ちくらみ、シワ、食後の気分の悪さ、年々増えていくゼイ肉・・・原因がわかれば、対策をとるしかありません。そこで、一か月前から、MEC食もどきをはじめました。

MEC食に関する詳しいことは、「日本人だからこそ、ご飯を食べるな」 渡辺信幸著 に書かれています。

簡単に言うと、「一日に、肉200g、卵3個、チーズ120gを一口30回よく噛んで食べよう。」というものです。私は今では、おやつにゆで卵やチーズをつまみ、お肉はトン汁、ポトフ、マリネにしたり、ソーセージは手作りするし、いろいろと肉料理のレバートリーが増えました。ひき肉と野菜を入れたスパニッシュオムレツも簡単で作り置きできていいです。

この本のおかげで、今までの食事のどこを改善すればいいのかがわかり、食に関する基準がはっきりしました。私は完璧なMEC食というより、これまで食べてきたものをふまえて、自分の体に合ったものを取り入れていきたいと思います。

書店でも糖質オフの料理本が次々出ています。一か月で、体調がほんとによくなりました。そして、胃やおへそ周りのゼイ肉が、どんどん落ちています。出産してから、どれだけ腹筋をしても落ちなかったのに。

タンパク質をたっぷりとると、空腹感がないので、ご飯やお菓子を食べたいと思いません。体は栄養が足りないと、食べても食べても空腹感をつのらせてしまうそうです。

アメリカでは、「ヘルシーな食事」をスローガンにしたときから、糖尿病と肥満が増え始めたそうです。ゼイ肉が気になったり、やたらお腹がすいたり、食後に眠くなったり、何をどう食べればいいかわからない人は、ぜひ「日本人だからこそ、ご飯を食べるな」を読んでみてください。

読むのがめんどくさかったら、こちらのサイトをのぞいてみてね。
            糖質制限総合サイト ローカーボ・プラスワン    

食について、そして脳を健康に保ちたい方は、「いつものパンがあなたを殺す」という本もお勧めします。驚愕の内容です。

健康でパワフルに生きて、人のお役にたったり、ジャグしたり。
ジャグリングをするすべての人が、これからも健康でありますように。




それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

p.s.
「医学常識はウソだらけ」という本を書いた三石巌という方は、1901年生まれで1997年95歳で亡くなるまで、現役で教鞭をとり、分子栄養学を創設した方です。この方の栄養学は遺伝子レベルでの栄養を考えていて、ほんとうに納得のいくものです。
「21世紀への遺書」という本は、とてもいい本なのでぜひ読んでみてください。


0 件のコメント:

コメントを投稿