2015年6月27日土曜日

100歳までジャグリング


こんにちは、kyokoです。

あなたはまだ、トシを取ることに関して、実感がないでしょう。
私だって、自分がトシをとるとは思っていませんでした。

実際よりいくらか若く見えたところで、自分がいくつなのかは自分が一番よくわかっています。
なので、そこでため息をつくよりも、気持ちの若々しさや、今でも好奇心いっぱいの、自分の中の子供を楽しませ続けることに、興味をもったほうが面白いです。

ジャグリングをはじめて、最初に興味を持ったのは、クラブスィンギングでした。
かなり高齢のおじいさんが、クラブを高速で自由自在に回している古い動画を見て驚きました。
ジャグリングって、いくつになってもできるんだ・・

私も、左右均等に全身を使う道具を選んで、ジャグリングを続けようと、その時思いました。

元気な超高齢者の本はおもしろい

50歳を過ぎると、「半世紀も生きたんだ。わぁ~、トシ~~~! 」と思いましたが、今や、100歳以上の女性写真家、書家、俳人、画家、医者など、高齢者の本がたくさん店頭に並んでいます。

73歳で絵を描き始めた111歳のおばあちゃんの本のオビに、104歳の医者が、「100歳なんてまだまだこれから! 」とあります。すごい世の中が来たもんです。私は最近そういう人たちの本ばかり読んでいるので、私なんかまだ若いじゃん、とすっかり元気をとりもどしました。気持ちだよねぇ。

「50、60ハナタレ小僧、70、80花ざかり、90でお迎えきこえません。」と、どこぞのお坊さんが書いていた気がします。私なんか、ハナタレ小僧もいいとこなんだ。あーよかった。


ハナタレ小僧の私は、ほんとの小僧相手に、ショーの準備にあわただしいです。でもみんな、カスケードがだいぶ上手くなってきました。これならいけるかも。

 

今日はたっきんとおろしぽんづが来てくれました。



たっきんのLEDのついたディアボロに小学生が反応して、うれしそう。




おろぽんの大学の後輩、たかしくんとたくむくんも来てくれて、JugJugは今日とってもにぎやかです。




おろぽんのガタイが良すぎて(185cm)、このジャニーズ系のきゃしゃな二人と結びつきませんが、彼らの大学にジャグ部を作ったのはおろぽんだそうです。ふーん、そうなんだ。
二人はこのデカすぎる先輩を慕っている様子。まぁ、いいヤツだけどね。























おろぽんはロープを持ってしおらしく、「ウエディング・リングを教えてください。」 とやってきた。
教えると、これまたすぐにできるようになってしまった。え~~~~~~、はやすぎ!!

えっらそうに教えたけれど、私は実は、ロープの技はまだ5つくらいしかできないので、もう教えられることがない。あはは・・誰か、バタフライ教えて。去年JJFで松岡さんに聞いたけど、忘れた。
おろぽんが、次に来た時は、もうぬかされてるんだろうなぁ。まっいいか。

おろぽんは髪を短くそろえ、やっと安心して近寄れる人になってきた。やっぱ見た目、大事だもんねぇ。普通にしてたって、デカイんだから、ミョーな格好してるとインパクトありすぎ。

人には安心感と爽やかさですよ。できれば、人前に立つ以上、美しさとセンスも追求して欲しいけどね。そうなったら、大きい分それだけで目立つ。



姿勢がいいだけで、印象って、全然違います。自分の体にとっても、姿勢がいいほうがラクだし、歪みが出にくい。
健康のためにも大切なことです。姿勢よくしてリラックス。泰然自若っていうでしょ。


ロープの動画を検索すると、子供からおじいちゃんまでほんとにいろんな年代の人が、楽しそうにロープを回しています。ロープももっと練習したいなぁ。


パパァ、これでいい?

オレ、パパじゃねえし ・・



それじゃ、また来週♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

あなたも、遊びに来てね~
姉ヶ崎駅から、ちょっと歩くけどね。













2015年6月20日土曜日

デビルスティックはなぜデビルスティックなのか

こんにちは、kyokoです。

暑いですね。天気がいいので久しぶりに、九十九里浜に行ってきました。九十九里浜は広いので、どのあたりに行くか迷います。どこも同じようですが砂が少しずつ違うんです。
家から一番近いのは30分くらいで行ける一松ですが、今日は白里に行ってきました。もう泳いでる人もいて、けっこうにぎわっていました。

海は雨上がりのせいか、爽やかで気持ちよかった~♪ 犬も大はしゃぎ。
帰りのルートをカーナビにまかせたら31号線に入り、くねくねとやけにカーブが多かったです。
いつもと違う道は新鮮で、それはそれでよかったけど。


デビルスティックって、なんでデビル?

今日はデビルスティックです。まずは、その名前。 矢熊進之介さんの「デビルスティック大全」によると、中国語では、「ホア・クン」意味は、花の棒。英語ではフラワースティックですね。

デビルスティックやディアボロが中国からヨーロッパに渡ったとき、この二つはあまり区別されなかったそうです。ディアボロは、ギリシャ語のdia(投げる)とballo(渡す)でdiaballoとなり、英語ではdeaboloと書きます。

デビルスティックもそう呼ばれていましたが、その後二つを区別するために、ギリシャ語でdiaballoの第二の意味である、「悪魔」という言葉をそれぞれの国で翻訳して使うことになったそうです。
日本では「悪魔棒」ではなく、カタカナ表記でデビルスティックもしくは単にデビルと呼ばれています。

もともとは 「投げ渡す」 って、意味だったんですね。あ~スッキリした。
こういう、基本技の本って、ちっとも古びないですね。いつだって、ここからスタートって感じです。

 JugJugで棒使いと言えば、ジンです。小学生の時からやっているので、この道10年。

ジンが初心者におすすめするするのは、「スターデビルスティック」です。デビルはアイドリングにいくまでが大変ですが、これはやりやすいそうです。値段も初心者にやさしいです。

表面にラバーテープを巻いているので、柔らかく浮きやすいのですが、反面、表面がはがれやすいので、耐久性のあるものが欲しくなったら、買い替え時です。 
スターデビルは、ナランハでは販売を終了しているようです。最新のカタログには出ていませんでした。検索するとAmazonで売ってるのがすごいね。ジャグリングって、普通になってきたんだなぁと今更ながら感じます。

私がジャグリングをはじめた頃は、ママ友に 「サーカスはじめたんだって?」 って言われたもんね。そりゃぁ、 サーカスでもやってるけ
どさ。
その昔、普通のデビルで急激に練習した私は、バックハンドで手首と肘を痛めて練習できなくなり、やる気をなくし、めでたくデビルも挫折しました。

いまジンが使っているのは、「TEXデビルスティック(上2本)」、そして少し重い 「スタントデビルスティック プリズム(黄色)」です。

ボディにテニスのグリップを巻いています。こうするとやりやすいそうです。

 テニスのグリップテープは、私も手作りスタッフに巻いていますが、コンタクト系の技には欠かせません。

この赤いデビルは 「バラクーダ」 です。分解できるので、持ち運びに便利です。なんかおもちゃのバットみたいな素材で、少し軽いので安定性は今ひとつですが、全体に溝があるので、初心者がアイドリングや簡単な技をやるにはいいと思います。軽くて分解できてバックに入るので、気が向いたところで練習できます。付属のスティックも短めです。

ジン「まっ、いいんじゃないですか。」 弘法筆を選ばず、ですかね~

しんのすけさん、デビルの第一人者です。この方とは、大事な約束があるのですが、いまだ果たせずじまいです。

もっと家族が私を必要としなくなたら、じっくり取り組みたいと思います。いつになるかわかりませんが・・

果たせていない約束って、だんだん重くなるんですねぇ。このまま死にたくはないので、いずれ。




やさしいお姉さんに手とり足とり。

チエさんは、今は子育てにお忙しいでしょうが、また復活するでしょう。楽しみにしています。






フラワーとデビルって基本は同じだけど、方向性が違うというか、別物というか。これも好みですね。

DVD「スティックグル」は面白かったです。







以前「ファンタスティック」というイベントがあったのですが、今はどうなってるのかなぁ。







個人的に、このペアの演技は好きでした。
先輩と後輩だったんですね。

ちっちゃくて可愛いイクちゃんはその後社会人となり、日本ジャグリング協会を背負い、いまも理事を務めてくれています。

理事って、意外と大変なんですよ。JJFだけでも、開催するために、毎年どれだけの人ががんばっているか。

裏方をやったことのある人は、裏方の気持ちがわかります。仕事をする上で、いろんな人の気持ちが分かるというのは、強みになります。

めんどくさいことをたくさんやりましょう。
めんどくさいことが、平気になります。
ジャグリングって、ほんとめんどくさっ!くて面白い。

仕事も家庭も男と女もめんどくさくて面白い。
そういえば、ジャグをはじめてから、「めんどくさい」 と言わなくなった気がします。

「できた!」の感激が、麻薬のように脳内をかけめぐるたびに、「進化している」 と、年季の入っていく体にかかわらず、思います。


 かつてJugJugにはデビルをやる人がたくさんいたのですが、今は絶滅危惧種のようにジンだけが残っています。




こんなにきれいなデビルの演技を見たのは初めてです。

シマコのお嫁さん。スタイルも顔もほんと綺麗。


 デビルが浮いて見えるのは、物理的に言うと・・・

あぁ、そうではなく、ぼくはこの小悪魔に魅せられてしまい、マノン・レスコー状態なのです。


こ~んな、こともできます。

きゃ~っ!



それじゃ、また来週♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦

2015年6月12日金曜日

夏祭りに向けて、カスケードの練習をはじめました

こんにちは、kyokoです。

沖縄は梅雨明けしたそうですが、こっちは梅雨本番といった天気です。
 雨が止んだので、今のうちにと犬の散歩に出たら、すごく蒸し暑くて汗だくになってしまいました。




夏になると、夏祭りの依頼が来ます。今年は支援学校からまた是非にとお誘いがありましたが、大人はみんな試験や所用で都合が付かないので断るつもりでいました。

YUTOたちが、またショーの練習をしているので、「今度は何があるの?」 と聞くと、「夏祭りの練習です。」 という、ありゃぁ、そうなんだ。う~ん、せっかくやる気になっている小学生に、 大人の都合を押し付けるのはちょっとしのびないなぁ。

都合のつく大人は、いないのか・・・娘が帝王切開で二人目を生んだばかりで慌ただしいが、ここはやっぱ私がやるしかないな。

という訳で、7月25日の夏祭りのショーは子供達と私でやることになりました。
六年生3人はディアボロをはじめたばかりでハイトスがやっと。
YUTOはディアボロ、ボール、クラブ、ローラーボラーなどかなりできます。
4人は 「ラフレシア」 という曲でルーチンをもっているのが唯一の救いです。




ディアボロと私のスタッフだけではどうしようもないので、みんなで、ボールをやることにしました。
私のボールは初心者レベルなので、ちょうどいい。少しは練習して、この際ちょっとでも上手くなったらもうけもの。こんな機会でもないとやらないもんね。


安いボールはないかと探したら、ジャグリングショップで10、800円以上買うと、サービスボールが15個ついてくる、サークル祭をやっていました。

さっそく、分解できるデビル、ポイとスタッフのDVD、プレート1枚を注文して ボールを手に入れました。昔だったら信じられないようなサービスだけど、これはほんとに助かりました。

こないだディアボロを買ったばかりなのに、今度はビーンバック3つじゃ、親御さんの負担が大きいので、今回のショーでやる気になって、今後もボールをやるようであれば、買ってあげてくださいとお願いしました。クリスマスプレゼントかお年玉で買うのがベストだと思うけどね。

彼らにボールを3個ずつ渡し、カスケードの特訓がはじまりました。ショーまで約一ヶ月半、カスケードしながらひとつ投げ上げることができれば、曲に合わせてそれなりに見せることが出来るので、がんばってもらうしかありません。

シュウジ先生の指導タイム

一週間で、どうにかカスケードが出来る子もいれば、「できない、できない。」 とつぶやきながら、できないイメージをインストールし続ける子もいます。 ちょっとでもできたら、「できた!」 と喜ぶことが大事なんだけどなぁ。

できないと思い込み劣等感どっぷりの状態から、カスケードを練習することで、「できる。」の突破口が開いて、少しでも自信がもてるようになってくれたら、私もうれしい。


さてさて、一ヶ月後、どうなることになりますやら。

すごく姿勢がいいですね。

今日から新しく社会人メンバーが増えました。
やったー!!
なんと京都のドーナツ出身、鳥羽哲也さんです。
新入社員として去年からこっちで働いていたそうですが、やっと自分の時間を持つ余裕ができたようです。

社会人は仕事が一番。学生は勉強が一番。
合間にちょこちょこガシガシ、ジャグリング。
これからは、メンタルケア、運動不足の解消とか、いろんな業種が集うJugJugを自分のペースで楽しんでくださいね。

私にとってドーナツといえば、池田さん、末吉さん、佐々原さん、渡辺さん、みきちゃん、石田君、たきゅうさん、リングの小林さんかな。

勉強の出来る人は、練習の仕方が違うよねって、こないだメンバーとも話したけど、物事のマスターの仕方が緻密というか、集中力がやっぱいい。


しかし、同じサークルに、羽鳥と鳥羽がいるなんて、面白いなぁ。


 さっそく、レンの指導をしてくれています。



 小学生の定番。



それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..










2015年6月2日火曜日

ディアボロ大好き


こんにちは、kyokoです。

梅雨が来ないうちから、まるで真夏のような日々が続いていますね。


ディアボロサーカスって、知ってる? 

 

ジャグリングを始めて、初めてのJJFは京都でした。
JJFに行くとさまざまなワークショップがあり、初心者クラスに参加すると、 「面白い!これやってみたい。」 と思い、参加するたびに会場で新しい道具を買ってしまい、ジャグリング道具がどんどん増えていきました。

もちろんディアボロも買いました。今はもう売っていないのかと思ったら、まだあるんですね、ディアボロサーカス。アンブレラにいくちょっと手前くらいで、これをやっても、ショーのときほかの人と道具がかぶる。ヒモがズルズルしてすぐに絡まる。ずっと下向いててイライラする。替えヒモ代がもったいない。などの理由をつけ、みごとにくじけました。あ~ディアボロもったいない。

2,3年前、その真っ赤なディアボロサーカスを、その頃来ていた小学生にあげようとしたら、「出てるオーラがいやだ。」 と断られてしまいました。オーラが嫌。すごい今時の断り方だなぁと笑ってしまいました。 

「古くてよごれてるから嫌だ。」 と言われるより、なんかそうだねぇと納得してしまいます。そして彼は次の週、真新しいシャオリンを持ってうれしそうに現れました。でも、残念ながら今はもう練習に来ていません。そのうちまた、何かのきっかけでディアボロを手にする日が来るといいなぁ。


私がこの人のディアボロはすごいと思ったのは、DVDでみたドイツのヨーヘン・シェルの美しい演技です。実物を見たいと、大道芸ワールドカップin静岡に行ってみると、ちょっとイメージが違っていました。髪型のせいかなぁ。そして、シルク・ドゥ・ソレイユのDVDでみた、中国の少女たちのスゴ技。

そして、なんといっても矢部君。うちのサークルにはYUTOという小学生がいて、4歳の頃から矢部君にあこがれ、それは今も継続中です。ショーはいつも矢部君と同じ曲とルーチン。衣装は矢部君の衣装そっくりのお母さん手作り。年々できる技が増えて確実に進歩しています。継続するって、ほんとすごいことですね。

あとは、ながめくらしつの目黒くん、四国のシンちゃん、そして、あらたくん。親しげに書いていますが、小さい頃から一方的に知っているつもりでいる、近所のおばちゃんの気分です。
たっきんは母のように知っています。うちのサークルのバードも、かなりデキるヤツなので一目置いています。

初心者には、フェイリン、シャオリン


ここから先は、バードの受け売りです。
初心者にはズバリ、フェイリンかシャオリンがいいそうです。理由は、使いやすいから。
ディアボロのカタログには、いろいろな説明書きがありますが、やったことのない人にはわかんないだろうし、種類がやたら増えちゃって、迷ってしまいますよね。

JugJugの小学生たちは、サンバイリン、シャオリン、ゲンフウリンでした。
バードは3ディア、バーティカルをガンガンやるので、ミゾのついたサンバイリン。そしてシャオリン。ラバーでバリがつきにくく、少し重いソアリンを技で使い分けています。runちゃんもソアリン。

 
基本の利き手で糸を上下に振って、ディアボロの軸が水平になっているホリゾンタル系の技をやりたいのか。ディアボロの軸が地面に垂直になるよう横回しするバーティカル、(バータックス、エクスカリバー)をやりたいのかで、ディアボロの選択が決まるそうです。

この横回しの技をやるとき、回転のロスを減らし、安定させるためにベアリングが使われています。でもベアリングだとエレベータができないとか、技によって求められることが違うので、道具も進化するようですが、まずはやっぱり基本がやりやすいことだそうです。


ディアボロの技も多彩になりましたね。縦、横、斜め、空中、多数。あとは扇風機を地面で転がしながらキャタピラのように動かすような地面技があったら面白いかなぁ。犬の散歩からエレベーターとか。無理?

それにしても、ヒモは進化しないんですかね。なんかしょっちゅう替えてるみたいだけど。
シリコンとかゴムっぽい、それでいて摩擦のあるようなないような、あんまり取り替えなくていい、丈夫なヒモってないのかなぁ。おまけに圧をかけると伸び縮みするヒモだったら、ビヨンビヨンして面白そ~♪


私たち、プリティ・ディアラーで~す。


師弟関係

ディア最高!
練習熱心
からだ、柔らかっ!




気持ちはわかるよYUTO、5歳。
いい笑顔だねぇ。
楽しいっすよ。
その後のYUTO、11歳。
写真嫌い。怒るかな・・
ゲンフウリン

後ろでしっかり見習っている。

ヒモ談義。
シャオリン
スティックの長さ、30,35cm



シャオリン、ソアリン、サンバイリン





あらっ?!

















 それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦