成田山太鼓祭に行ってきました。
オープニングは千願華太鼓です。成田山新勝寺の大本堂前に出演者が集まり、数百の太鼓が一斉に「平和の祈り」という曲を演奏します。そりゃぁもう圧巻です。
和太鼓の音に体が浸かるって感じです。太鼓の持つエネルギーが、私の体を充填していきます。
チーム紹介の時には、 それぞれがいろんな叩き方をして、和太鼓のバリエーションの多さと、体全体を使って奏でるダイナミックさが面白かったです。
銚子はね太鼓なんて、ほとんど格闘技でした。棒を通した太鼓を二人で向かい合わせに担いで、相手を倒すのです。それも太鼓を叩きながら。
和太鼓、面白い。高校の部活もあるんですね。和太鼓部のある高校だったら、 私は剣道部に入らないで、こっちに入ってただろうなぁ。
Azian Drums Kiyoshi Yoshida 「打」というCDは、太鼓と三味線など和楽器で演奏された曲が15曲入っていて、私のお気に入りです。1曲の長さが3~4分とちょうどいいので、いままでこのCDから3曲ほどルーチンを作りました。
というわけで今日は、
ルーチンの作り方です。
あなたは普段、どんな音楽を聞いているでしょうか。
自分の気に入った曲に合わせて、自分の道具を操ってみましょう。
カスケードや基本技だけでも、音楽に合わせると自然に、高く投げたり低く投げたり、回ったり小さくなったり、歩き回ったりステップしたりと、いろんな動きが出てきます。
好きな曲でルーチンを作って、ショーに出てお客さんに楽しんでもらいましょう。どんなに小さなショーでも、出ようと決めた途端、あなたのレベルは普段より加速しはじめます。
曲に合わせて、ひたすら練習してルーチンを作る人もいますが、私はなるべく短時間で作って練習したいので、下記の方法でやります。
1、自分が気に入っている曲を選ぶ。何度も何度も聞くので、ほんとに好きな曲がいいです。
曲の長さは3~4分、長くても5分くらいがいいと思います。
長すぎる曲は、音を編集するフリーソフトなどで、適度な長さに編集します。
2、自分がショーでやりたい技を書き出す。
メインの技、小ワザ、ステップ、決めポーズ、とにかくやりたいことを書き出します。
3、曲の1分、2分、3分がだいたいどのあたりになるのか、時計やカウンターを見ながら把握します。 曲の構成を把握し、曲が鼻歌になるくらい聞きます。 聞きながら、この部分はあの技が使えるとか、だいたいのあたりをつけます。
4、 スタートして1分までにやりたいことを選ぶ。
2分までにやりたいことを選ぶ。
3分までにやりたいことを選ぶ。
フィニッシュできめたい技を選ぶ。
5、音とやりたいことが合うか、うまくつながるか、実際に動いてみる。合わないときは違う技にしたり、ポーズやステップ、手の動きだけにしたり、動きを工夫してみる。
6、スタートを、曲が始まって出て行くのか、ポーズをとって音楽をはじめるのか決める。フィニッシュをどう決めるか、見てくれた人にどんな礼をするか考える。
7、全体がなめらかになるまで練習する。
とりあえずサッと作ったものを、何度も練習しながら修正して仕上げます。
動きは、右、左。 上、下。 外回し、内回し。 高く、低く。 ゆっくり、はやく。 ジャンプする。まわる。
ダンス、ステップ、歩く、 走る、寝る。曲と自分の気持ちが合う動きが見つかると気持ちいいです。
ジャグリングなんてやったことのなかったあなたが、練習してできるようになったことを、精一杯楽しく表現してください。そうすると見ている方も、つたない演技であろうと精一杯を感じて楽しくなります。
上手い人と自分を比べるのは、練習を重ねてきた人に失礼です。
恥ずかしがると、見ている方がはずかしくなるので、笑顔でどこまでやれるか、勇気を出してど~んとやってみましょう!
それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦