2015年12月27日日曜日

MONOLITH 行ってきました

こんにちは、kyokoです。

中野テルプシコールはとっても小さなスタジオです。そこに、50人位のお客さんが入り、肩を寄せ合い二人の演技をジッと待ちました。


開演すると、真っ暗になり、真っ暗ってこんな感じだったかな・・・と、思ったりしていると、佑理くんの演技がはじまりました。


ボールでどんな技をするかとか、いくつ投げるかではなく、ボールと徹底的に戯れます。そうせずにはいられないみたいに。


同じ動作を繰り返し、汗だくになり、飽きるほど繰り返し、何かをさぐっている感じ。
それを面白いと思うか、つまらないと思うかは、はっきり分かれると思います。私の連れはジャグリングをしないので、途中で飽きたと言っていました。何か面白いことをして、楽しませてくれることを期待していたからです。


何かわけがわかんないけど面白い、と思う人が多ければ、それは人に伝わる何かがあったのだと思います。つまらないと思う人が多ければ、もっと洗練することが必要なのかもしれません。
まだはじまったばかりです。



渡邊さんの体は、自由自在に動くヒトではない生きもののようです。音楽も構成もよく考えられていて、「俺がジャグリングなんだ」、ということをよく体現しています。

それは、人類が森から平原へ向かい、拾い上げた石や木切れを投げて遊んだであろうことを思わせます。





 公演の後の座談会で四足歩行競技があったら出場したいと言っていましたが、納得です。自在に動く腕や足を見ていると、自由に動くためには並外れた筋力と柔軟性が必要なのがわかります。


「俺がジャグリングそのものなんだ」、という自負は、この人の思考を深め体の動きとなって表現されています。あの緻密に描かれたイラストのように、クネクネした体のいたるところから腕が突出し、足が手のように動き何かを語るのです。写真で見たときは気持ち悪いと思っていた白いパンツですが、こうしてみると違和感はありませんでした。


ジャグリングをアートとしてとらえ、答えのないものに向かい突き詰めたいこの二人が、今後どんな展開をしていくのかとても楽しみです。

友達っていいね。   










 PONTE2015年冬号、発売中です!!

それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦












2015年12月19日土曜日

今年のショー納め

こんにちは、kyokoです。

今日、今年最後のショーが終わりました。
これで正月が迎えられる。

はじめは、レンと柚の皿回しです。
おばあちゃん、おじいちゃんの顔がほころびます。



二番手は、runちゃん。天井が低いので5リングは厳しいですが
フツーに投げてました。途中、「おぉ!」、とか「ほ~!」と、客席から感嘆の声がもれていました。せっかく親しくなれたrunちゃんも、来年は仕事の都合で海外へ。残念だなぁ。


三番目は、ディアボロ小学生、3人組のショウディーモ。のはずだったのですが、一人風邪を引いてしまい、急きょゆぱさんがピンチヒッターで参加です。朝、YUTOに振りを教えてもらっていました。なんかこれはこれで、いろんな人が集うjugjugらしくていいですね。


4番目は私、kyokoです。今回音楽は懐かしのピンキーとキラーズで「恋の季節」にしました。ゆぱさんが、会場で写真を撮っていると、おじいさんが一緒に「わぁすれられないのぉ~」と口ずさんでいたそうです。それだけで、やったぁという感じ。うれしいですねぇ。



これはかなり練習したのですが、すでにハットが曲がってますね。落ちるはずです。くやしい。
次までには普通にできるようにしたいです。


そしてトリは、トバさんです。人前でやるのは、5年ぶりだというトバさん、じわじわとテンションが上がり、ノリノリで決めまくってました。私のお気に入りの足でリフトする連続技も華麗に決まり、 やっぱり、完成度高かったです。

ほんの30分ですが、会場のおじいちゃんおばあちゃんの顔は、すべてこちらを向いていました。
来年もお元気でよいお年をお迎えくださいね。あたたかい声援、ありがとうございました!!






明日は、遅くなりましたがこーのclubのJJFチャンピオンシップ優勝のお祝いをjugjugメンバーでやります。26日はモノリスのショー。28日は私の家で忘年会。今年も素敵なジャグライフです。


それじゃ、 また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦









2015年12月11日金曜日

趣味はジャグリング




こんにちは、kyokoです。

今日は私にとってのジャグリングです。

ジャグリングを見て、自分もやってみたいと思ったのは、テレビです。ピーター・フランクルさんが子供向けの番組でやっていました。数学者なのに大道芸人。面白い人!!

それは、ピーターさん自身がロナルド・グラハムという数学者に会った時に感じたことでもあります。
その後ピーターさんは、1978年にハンガリーサーカス学校で舞台芸人の国家資格を取得しています。

ピーターさんのお父さんはユダヤ人であったため追害を受け、全財産を没収されました。「人間の財産は頭と心の中にあるものだけだ。」といつもピーターさんに語り聞かせていたそうです。




残念ながら、私は学歴もジャグリングの実力もお粗末なものですが、
ジャグリングを通じて得たものは、すごく大きいと思います。


まずは、あきらめないということ。練習時間が少なくても、時間がかかっても、あきらめない限り、やりたいと思った技は、できるようになりました。  人に比べたら、大したことではないのですが、1年前の自分に比べたら、
私にとってはすごいことなのです。だからそれでいいのです。


そして何より、人との出会いです。普通に主婦や仕事をしているだけでは出会えない、世代や仕事の違う人々との交流。それぞれにみんな個性的だし、基本的にまじめな人が多いです。こんな地道なことを楽しそうにやるくらいだから、それなりです。

彼女ができにくいくらい、 まじめで奥手というか、シャイな人が多い。
そういう今彼女がいないあなたでも、私の知っているジャグラーは、それなりにみんな結婚したので、安心してください。

優しい男もいいけど、男だったら基本仕事ができて、人に信用されないとね。あっと、なんか話がそれてしまった。



普段のjugjugでの練習は、趣味でありスポーツです。
道具を使って、体を動かしている。
スポーツクラブのジムに行くより、体育館で自分の好きな道具で好き勝手に練習している方がいい。次はどんな技をマスターしたいのか、どの順番で今日はやるか。ルールもプログラムも何もないけれど、試行錯誤して体を動かすのが好きです。


しかし、一旦ショーの依頼が入ると、デイケアだったら、おじいちゃん、おばあちゃんにどうやって楽しんでもらおうかと、考えます。

おじいちゃんたちが若い頃に流行っていた音楽を使ったら、喜んでもらえるかもしれない。いつもはスタッフを振り回してるけど、施設は天井が低いから今回はハットにしてみよう。ハットはしばらくやっていないけど、ステップアップさせるいいチャンスだ。こんな機会でもなければ、ハットは押し入れに入ったままだし。と、いつもとは違う流れが生まれます。

自分の趣味が、誰かをちょっぴり楽しませるかもしれない。
自分ひとりだったらどうしようもないけど、みんながいるから、この30分間を楽しんでもらえるかもしれない。

そう思うと、社会に貢献するとか、誰かの役に立つとか、ボランティアとか、時間がないのにどうしようとか、どうでもよくて、自分が本気になれることが、一番有難いことだと思えるのです。

自分が練習したことを、見も知らずの誰かが見てくれる。ここで頑張らなかったら、いつ頑張るんだ、と気合だけは入れてます。やっと、そういう気持ちでやれるようになりました。


次のショーは12月19日です。今回はjugjugのショーにはじめてトバさんが出てくれます。
「5年ぶりに人前でやるんですよぉ。」と、あれだけ実力があるのになんでそんなに弱気?と思ってしまいます。やっぱりレベルが高いからだろうなぁ。 私なんかあくまでも、常に、自分なりだもんねぇ~

財産って、自分の人間としての実力のことをいうんだろうけど、私にとってはジャグリングに関わる時間も財産って気がするなぁ。


それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦






2015年12月4日金曜日

POI ポイ

こんにちは、kyokoです。

今日は、ポイです。

 

私にとって、ポイといえばYutaさんです。

アイソレーションができる人を探していたら、Yutaさんを紹介されました。 ニコニコと人なつっこい笑
顔で、その頃は毛糸の帽子をかぶり、足はビーサンというかゾーリでした。

その後2005年4月4日、Yutaさん主催の「井之頭ポイ」 に参加しました。これは今も月に一度やっていて、今年の4月に100回目を迎えたそうです。

毎月第一日曜日、井之頭公園で13:00~19:00、参加費無料、誰でも自由に参加できます。DVDもいいけど、誰かに教えてもらう方が早いし楽しいですよ。ポイに興味のある方はぜひ行ってみてください。

そして、ポイiをはじめるなら、まずはYutaさんのサイト

POI COMMUNITY - ポイコミュニティー

 を見てみてください。ポイのことなら何でもござれです。
ちなみに、スタッフやコンタクトポイのためのレッスンもあります。

ポイはニュージーランドマオリ族の伝統芸能で、そこで使われるポイは紐が短く、ボンボンを振りながら歌い踊っているという感じです。ポイはマオリ語で『ボール』という意味だそうです。

紐が伸び、テールが長くなり、ジャグリングとして扱われるようになってから、どんどんバラエティに富んだポイが作られ続けています。

テールポイ、ソックスポイ、コンタクトポイと変化しそれぞれに、いろんな色や形があります。

道具の変化とともに、それにあわせた技が発展しています。

私もいろんなポイを作りました。テニスボールを入れると、当たった時アザができて死ぬほど痛いので、新しい技をやるときのために、中に柔らかい布を入れたものを作りました。

ウサギの毛皮の切れ端をつないでで作ったフサフサ ポイ。
100円ショップにはハイソックスやアームカバー、お風呂のタオルなど、ポイの材料として使えるものがたくさんあるので、色のきれいなものでマイポイをぜひ作ってみてください。


「これからはコンタクトポイだ!」と意気込んで買ったものの、小さなボールが手の甲に当たってすごく痛いので、コンタクトポイはすぐにくじけました。やっぱり風になびくポイのほうが、私は好きだな。


私の入門動画は「Art of POI」でした。あとはYutaさんが作ったDVD。今なら、「ジ・エンサイクロ・ポイ・ディア」かな。

TouTubu を検索すればいくらでも出てくるので、気に入った人のを徹底的に見て、マネするのもありです。


ポイやスタッフは、ファイヤーも素敵ですね。
発光ダイオードやLEDの光るポイもあります。
「美しい名前」 という曲でルーチンを作り、そのために買った充電式のポイがありますが、また使うことがあるかなぁ。


最近、小学5年生の女の子が二人、jugjugに来るようになったので、ポイを教えて来年の産業祭に出たいなぁなどと、思っています。

今回ポイの写真を撮るのに、テールがなびいているところが撮りたくて、ポイをもって秋元牧場へ出かけました。車で3分。
風が強いので、いい感じにテールがなびいてくれました。

しかし、北風、さぶかったぁ。

春になったら、満開の桜の下でポイっていうのも、いいなぁ。


それじゃぁ、
また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦


いい感じのコンタクトポイの動画

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