2015年12月11日金曜日

趣味はジャグリング




こんにちは、kyokoです。

今日は私にとってのジャグリングです。

ジャグリングを見て、自分もやってみたいと思ったのは、テレビです。ピーター・フランクルさんが子供向けの番組でやっていました。数学者なのに大道芸人。面白い人!!

それは、ピーターさん自身がロナルド・グラハムという数学者に会った時に感じたことでもあります。
その後ピーターさんは、1978年にハンガリーサーカス学校で舞台芸人の国家資格を取得しています。

ピーターさんのお父さんはユダヤ人であったため追害を受け、全財産を没収されました。「人間の財産は頭と心の中にあるものだけだ。」といつもピーターさんに語り聞かせていたそうです。




残念ながら、私は学歴もジャグリングの実力もお粗末なものですが、
ジャグリングを通じて得たものは、すごく大きいと思います。


まずは、あきらめないということ。練習時間が少なくても、時間がかかっても、あきらめない限り、やりたいと思った技は、できるようになりました。  人に比べたら、大したことではないのですが、1年前の自分に比べたら、
私にとってはすごいことなのです。だからそれでいいのです。


そして何より、人との出会いです。普通に主婦や仕事をしているだけでは出会えない、世代や仕事の違う人々との交流。それぞれにみんな個性的だし、基本的にまじめな人が多いです。こんな地道なことを楽しそうにやるくらいだから、それなりです。

彼女ができにくいくらい、 まじめで奥手というか、シャイな人が多い。
そういう今彼女がいないあなたでも、私の知っているジャグラーは、それなりにみんな結婚したので、安心してください。

優しい男もいいけど、男だったら基本仕事ができて、人に信用されないとね。あっと、なんか話がそれてしまった。



普段のjugjugでの練習は、趣味でありスポーツです。
道具を使って、体を動かしている。
スポーツクラブのジムに行くより、体育館で自分の好きな道具で好き勝手に練習している方がいい。次はどんな技をマスターしたいのか、どの順番で今日はやるか。ルールもプログラムも何もないけれど、試行錯誤して体を動かすのが好きです。


しかし、一旦ショーの依頼が入ると、デイケアだったら、おじいちゃん、おばあちゃんにどうやって楽しんでもらおうかと、考えます。

おじいちゃんたちが若い頃に流行っていた音楽を使ったら、喜んでもらえるかもしれない。いつもはスタッフを振り回してるけど、施設は天井が低いから今回はハットにしてみよう。ハットはしばらくやっていないけど、ステップアップさせるいいチャンスだ。こんな機会でもなければ、ハットは押し入れに入ったままだし。と、いつもとは違う流れが生まれます。

自分の趣味が、誰かをちょっぴり楽しませるかもしれない。
自分ひとりだったらどうしようもないけど、みんながいるから、この30分間を楽しんでもらえるかもしれない。

そう思うと、社会に貢献するとか、誰かの役に立つとか、ボランティアとか、時間がないのにどうしようとか、どうでもよくて、自分が本気になれることが、一番有難いことだと思えるのです。

自分が練習したことを、見も知らずの誰かが見てくれる。ここで頑張らなかったら、いつ頑張るんだ、と気合だけは入れてます。やっと、そういう気持ちでやれるようになりました。


次のショーは12月19日です。今回はjugjugのショーにはじめてトバさんが出てくれます。
「5年ぶりに人前でやるんですよぉ。」と、あれだけ実力があるのになんでそんなに弱気?と思ってしまいます。やっぱりレベルが高いからだろうなぁ。 私なんかあくまでも、常に、自分なりだもんねぇ~

財産って、自分の人間としての実力のことをいうんだろうけど、私にとってはジャグリングに関わる時間も財産って気がするなぁ。


それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦






0 件のコメント:

コメントを投稿