2015年7月30日木曜日

やればちゃんとできることを、忘れないでね。

こんにちは、kyokoです。

夏祭りのショー、上出来でした!!

 

支援学校の夏祭り、なぜかみんなミスも少なく上出来でした。
終わって控え室に帰るとき会場の方々から、 「お疲れ様でした、よかったですよぉ。」と声をかけられうれしかったです。

外はカンカン照り、体育館の中は小さな扇風機が所々に置かれているだけ、蒸し暑く、舞台の袖は日が当たっているので待機している間に汗だくです。

演目
1、ボール・・・ チカル、TOGO、かいと、れん、Yuto、kyoko
2、皿回し・・・れん、ゆづ
3、ディア・・・チカル、かいと、Yuto
4、スタッフ・・・kyoko
5、ディア・・・Yuto


JugJugの練習だけではとても足りないので、臨時練習を何回かやって、ようやくこの日を迎えました。小学生5人、ほんとによく頑張ってくれました。

ボールの曲は、忍たまの「100%勇気」です。みんなが知っている曲を探していたら、支援学校ではこの曲がよく使われるというので、これに決めました。

曲の一番は、ワンフレーズずつソロの演技にしました。一人ほんの13秒ですが、自分のパートを充実させるために、彼らは一生懸命練習しました。

では、今回の出演者です。

Yuto
ボール、仲間とディアボロ、ソロでディア、MCと大活躍しました。
反省会の時、にっこり笑いながら演技しようと思ってそれができたので嬉しかった、と言っていました。笑顔が余裕を生んだのか、今日のソロはノーミスでした。

他の3人は、Yutoにあこがれてディアボロをはじめました。
人に楽しんでもらったり、人が自分もやってみたい、と思わせる何かを持ってるって、すごく気持ちがいいし、自信になるよね。

チカル
とにかく明るい。明るすぎてうるさいくらい。そして練習熱心です。
どんな技でも出来ると思っているので、いきなりディアを2個回そうとしたりします。

なんでも楽しんでやってしまう、いい性格しています。

そして、本人に負けず劣らず、お母さんが熱心。かまいすぎだと注意しても、「だって、かわいいんだも~ん。」と動じない。まぁ、今のうちだね。

TOGO
この子の自信のなさというか、自己評価の低さはなんなんだろうと思うくらい、「できない、できない・・TOGOには無理ィ。」 が口癖でした。

できないことをやるのがジャグリング。「できる、できる。」と言いながらやれ!と激を飛ばし、毎日家で練習するように言ったら、ちゃんと練習して、カスケードがなめらかにできるようになりました。

ソロの13秒はカスケードだけでなく、片手二個をやる余裕も。

かいと
いつもふざけようとするのは、何か理由がある気がするけれど、いくつだろうと自分のなりふりは自分で気づいて、意識して改善するしかないと思う。これから迎える思春期の課題かな。

今回は、ボールとディアをやってくれた。自分のやりたい技を見つけて、積極的に練習して楽しめるようになってくれたらいいな。


れん
かいとの弟。 ボールそして、ゆづちゃんと皿まわしを担当。

お母さんがかいとを迎えに来るとき一緒について来ていた。そのうちディアを黙々と練習するようになったので、スカウトした。

カスケードが思うようにできなくて、れんのパートは踊っているだけでボールを投げないでいいことにしていたのに、本番直前のリハで、自分からボールを投げたいと言ってきた。カスケードがなめらかにできてる!
あきらめないで、ずっと練習してたんだね。ありがとう。

ゆづ
5歳。JugJugに来るのは楽しいみたいだけど、興味のある道具は今のところない様子。

れんとゆづが皿回しをやると、ほんとかわいい。
なかなか決まらないとハラハラして、もう少しで、のこのこステージに出て行って声をかけてしまうところだった。


kyoko
小学生と一緒に一人だけというのは、ちょっとツライものがありますが、がんばりました。

ボールはリハでは全然ダメだたのに、自分のパートもYutoとのパッシングもうまくいって、ほっとしました。私も笑っているつもりなのに、ちっとも笑っているように見えないね。もっともっと(*´∀`*)だな。

スタッフはステージが狭かったので、思うようにいかず残念。狭くても広々とした感じやゆったりした印象になるにはどうすればいいか、工夫しよう。

 
今回彼らは、ほんとによく頑張ってくれましたが、お母さんたちのサポートがあってこそのショーでした。臨時練習の予約、衣装、音響を担当してくれたリンダ。ここにある写真はまちゃさんが撮影。ステージの道具係をやってくれたり、おやつの差し入れをしてくれたお母さん。
「どうせお前なんか、本番弱いんだから。」と子供に言うお母さんに意見すると、小さなことでも褒めるお母さんになってくれた人もいます。

お母さんたちは集まるとおしゃべりに花が咲くので、「あのなぁ~」 と思うこともたびたびですが、子育てと仕事に追われる大変さを思うと、ここで息抜きできてよかったね、という感じです。


それじゃ、また来週♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦






2015年7月23日木曜日

ジャグラーはオーバースペックな人材か?

こんにちは、kyokoです。

今日は大暑です。曇っているので、昨日までの暑さはなくホッとしています。
しかし、明日からまた暑くなるようです。


心頭を滅却できない私は暑い!


暑くても、寒くても、私たちはやるんですよねぇ、ジャグリング。
誰に言われたわけでもないのに、汗びっしょりになって。


うちのメンバーもやってます。どんなビジョンがあってやってるんでしょうねぇ。
たぶん、ないですね。無心にやってます。

夕方5時から夜9時まで、ひたすら汗だくです。明日も、仕事や大学があるというのに。


15分歩くと、ベーター・エンドルフィンという脳内ホルモンが出て、気持ちが高揚するらしいです。
そして、何事にもポジティブに考えられるような脳が作られるそうです。

20分以上歩くと、今度はドーパミンが出て、ハッピーになり、夢やアイディアがどんどん生まれるそうです。

35分を過ぎると、セロトニンが出て、リラックスです。
高まった気持ちが整理され、アイディアを具体的に計画できるようになったりするそうな。


ひたすらボールやクラブを投げ、ディアをブンブンやっている彼らは、はたから見ると 「ようやるわ」 としか思えないですが、 脳のメカニズムのおかげでかなりいい感じになっているのでしょう。
 
もしかすると、ひそかに大いなる野望を抱いているのかもしれません。
だとしてもみんな汗ダラダラです。では、その模様をお伝えします。


クールなトバさんは、黙々とクラブを投げ続けます。
何気なくやっていますが、よく見るとその技の数々はえらく高度です。

ショーに出たら、お客さん大喜びです。
夏祭り、秋祭り、クリスマス会、デイケアセンター・・・年中いろいろありますよ~ん。子供達やじいちゃんばあちゃんたちに見せてやってください。

自分のやっていることが誰かを喜ばすって、いいよねぇ。

ボールに飽きたからと、気分転換にシガーをやるシュウジ。
よけいアツくなるじゃん。だったら、私とポイやろうよぉ。
ボールで疲れた肩を、ポイで大きく回して、いつもとは違う動きをするからリフレッシュできるよ。

私は小学生達とショーに出るので、仕方なくボールの練習をしてるけど、疲れる。仕方なくだから、余計いけないんだね。

なんか ポロポロ落ちるし、直径100mmのステージボールでやるとボール同士がすぐにぶつかって飛んでいく。持ち時間の30秒がえらい長く感じる。あ~あ、あさって本番・・・

足のケガから、やっと復帰したゆぱさんと息子のYuto。

この衣装、どこかで見たことあるでしょう?
Yutoが大きくなるたびに、お母さんが作り直してるんです。

今も矢部君が大好きなYutoです。

今回のショーでは、仲間と大活躍します。


アセ汗のバード。いつも自分の演技を動画に撮って入念にチェック。

普段は猫背でボソボソ歩きボソボソしゃべるのに、ショーの時だけは背筋がピンと伸びて、動きも機敏で別人。

どこかに 「背中が伸びるスイッチ」 があるらしい。





リングをうちわ代わりにパタパタ。runちゃんは、暑くっても寒くても平気。

とにかくタフ。長いまつげをバサバサさせながら、内気にしゃべる。
でも、すごい地震が来たとしても、ガレキのなかから這い出し、食べ物がなければ狩りをして火を起こすような人です。



ジンは動物のお医者さんになる予定。こないだ、牛の解剖をしたと話していました。うちのボサボサ犬、むさしもこれで安心。

お父さんと二人のときの夕食のメニューを聞くと、そんなのあり?と思いますが、なんとか生きていくものですね。

天国のお母さん、あなたのかわりにはなれませんが、ときどき私なりに可愛がっています。 こないだは、みんなでサイゼに行ったとき、500円補助しました。小学生が、「俺の小遣い600円。」と言ったので、くやしいのでもう100円プラスしました。


小学生、すごく練習してます。「リハ、楽しい~」 と言っているので、彼らもいずれもっと深みにハマっていくでしょう。ふふふ・・・








先日、本を読んでいると、「オーバースペックな人材」 という言葉があり、その仕事に必要とされるスキル以上に知識や教養を持っている人という意味でした。

オーバースペックは、パソコンとかでほとんど使うことのない高級な機能のこと、まるでジャグラーみたいと思いました。

会社は、彼らがジャグラーだということさえ知らない。 なんかね~素敵。



奈良に行ってきました、
中学の修学旅行以。

マジ、暑かったです。

仏像見まくりました。

8月には念願の比叡山に行くので、恐山、高野山と、これで日本三大霊場、制覇です。



それじゃ、また来週♪♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦




2015年7月14日火曜日

恍惚のリング

今日はリングです。



こんにちは、kyokoです。

リングをガチで練習しているrunちゃんに話を聞きました。
ちなみに、ここにあるリングはすべてrunちゃんの持ち物です。

 ミスターババッシュのノーマルリング

リングが薄いのでリング同士がぶつかりにくい。でも私なんかが投げると、固くて手に当たったとき痛い。

runちゃんも最近はリングを投げる枚数が増えたせいか、手袋をして練習してます。

外でやると、風に流されやすくて困るよね。

 ラージリング

上のジャグリングリングとほぼ同じ外径ですが、幅が少し広いので、軽量化のため中央部分を薄くしていjます。柔らかめのプラスチック製。

普通のより、見栄えがします。


 ウインドストリームリング

リングは風に弱い、だったら穴を開ければいいんじゃないか。という訳で、穴あけちゃいました。軽量化にも貢献。

でも風に関してはあんまり変わらないそうです。
若干いいかも・・というくらいだそうです。

見栄えがする、回転が確認しやすい、高速だと逆回しに見える、らしいです。

ホログラムリング

投げるとキラキラしてとってもきれいです。
いちばん見栄えがすると思いました。

普通のリング色とのリバーシブルもありますが、メーカーが製造上の問題で製造を中止いているようです。

TKリング

外経は標準より大きく、細身です。風の影響を最小限にするためだそうです。

販売はRAD FACTOR。
販売ページにある小林智裕さんの「IJA2011」の動画は必見です。指先まで気を使った美しく正確な演技。バックが黒なので、リングがとてもきれいです。


 シュウジが投げているのが、TKリングです。
  runちゃんが投げているのは、ラージリング。






                          
全種類を投げてもらいました~!
重いものを右手に、軽いものを左手、と分けて持つとやりやすいそうです。








 すべてを身につけて、恍惚とする人。




それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦
















2015年7月7日火曜日

カスケードをやってみよう!

 児童館でジャグリング教室をやりました。パート2

 


今日は年二回ある児童館のジャグリング教室です。
 初めに、ジンのデビル、バードのディアボロ、シュウジのボールのミニショーで楽しんでいただきました。子供たちは大喜び。

そして、ジャグリングの基本、カスケードの練習です。
参加者はお母さんと子供達。お父さんと来た子もいましたが、お父さんがやるのはいやだと帰ってしまわれました。小学生の子供がちょっと残念そうでした。





1、ボール一つからはじめます。 



まず、ボールを利き手から、反対の手に投げます。キャッチしたボールの重さで腕を下げ、おヘソの前を通る感じで、反対の手に投げます。投げるというより手から離れる感じです。肩も腕も力を抜いて、「ハ」 の字型に少し開き、ボールを持ったままヒジを中心にぐるぐる回すと、その感じがわかります。

自分の頭より、少し高いくらいに投げます。投げたボールの一番高いところが、反対の手の延長上に来るようにすると、手のひらに自然とボールが落ちます。

利き手からはすぐにできますが、普段使わない反対の手から投げると、思うようにいきません。
それに今までボールは前に投げるのが普通だったので、横っていうのが難しいんですね。


2、さあ、二つ目です。 

 

一つに慣れたら、次は両手にひとつずつボールを持ちます。利き手から、「いち。」、反対の手で「に。」 と声に出して上へ投げましょう。二つ目が手渡しになってしまいがちなので、必ず、二つとも上へ投げあげることを意識し、ボール一つのときの軌道を思い出しながら丁寧にゆっくりやります。

はじめはきれいに投げることだけを考えて、キャッチしないで、そのまま落としてしまいましょう。
「いち、に。」と投げて、足元の同じところに落ちるようになったら、自然にキャッチできるはずです。

はじめは利き手から投げ、次は反対のほうから投げてみます。利き手を10回やったら、反対の手は20回やるといいです。どんどんスムーズに投げることができるようになります。


3、いよいよ三つ目です。 

 

まずは、利き手に二つ持ち、反対の手に一つ持ちます。二つ持ったほうから「いち。」、反対の手で「に。」 と投げてキャッチします。まだ、利き手にある三つ目は投げません。二つ握ってスタートとキャッチの練習です。二つ持っていても投げられるようになったら、いよいよ三つ目です。

二つ持ったほうから、「いち。」を投げ、反対の手で「に。」と投げ、利き手の三つ目ボールの真上、一番高いところにきたら、「さん。」を投げます。これもはじめは、「いち、に、さん。」 と声に出して、投げるだけにします。投げたボールが足元の同じところに落下しているか確かめます。

「三つ目を手から離して投げるぞ!!」 としっかり意識しながらやるとうまくいきます。はっきり声に出すと、集中しやすいです。「いち、に、さん。」 と声を出しながら投げることができるようになったら、キャッチしてみましょう。

4、あとは数を決めて、少しずつ増やします。

 

次は「よん。」を投げると決めます。投げたボールがキャッチする手の一番高いところにきたら、その下にあるボールを投げる、の繰り返しです。「いち、に、さん、よん。」ができたら、「ご。」 と、ひとつずつ数を増やしていきましょう。

三つ投げてキャッチできず、拾ってばかりだとだんだん嫌になるので、リズミカルにできるようになるまでは、1、2、3、を繰り返しながら、基本の軌道を身体に覚えさせましょう。毎日10分でも練習すると、自分の進歩に驚くと思います。

カスケードのおすすめ動画

カスケードができると、もっと違う技や、他のこともやってみたくなります。
ボールの技は3つボールだけでもたくさんあります。どんどん数を増やしていく人もいます。
「ジャグリング ボール」で検索すると、たくさんの動画が出てきますので、見ると面白いです。

ボールの基本動画は桔梗兄弟のこちらがおすすめです。

ボールジャグリング入門
https://www.youtube.com/watch?v=rBrt2s8p5Bs


3ボールジャグリング初級~中級(3ボール基本技)  
https://www.youtube.com/watch?v=Z2JPgm4pM20


ジャグリング教室では、男の子4人連れのお母さんが一番熱心に練習していました。日頃は、子供達の世話に追われ、自分の時間もなければ、トイレさえままならない日々でしょう。お母さんが一生懸命やるので、小さな子供たちもそれなりに一生懸命やっていました。ほんの一時間ですが、子育て中のお母さんたちの気持ちが、少しでもリフレッシュできたなら、私たちもやった甲斐があるというものです。子供たちも興味をもってくれたらうれしいなぁ。




ジャグリング教室のあと、JugJugの練習まで時間があったので、初心者マークのついたジンの車で、みんなでファミレスへ腹ごしらえに行きました。おしゃべりしたり、思いがけない話を聞いたり、たまにはこういう時間もいいよねぇ。

JugJugの練習時に、お父さんと帰ってしまった男の子が、今度はお母さんと一緒に見学に来て、練習時間などを聞いていきました。 ジャグリングに興味があるんだね。いつでも待ってるよ。

それじゃ、また来週~♦♫♦・*:..。♦♫♦*゚¨゚゚・*:..。♦